第125章

場所を決めると、彼らはいったん城へ戻った。帰り道、エイモスがアリシアに告げる。

明日には大半の人員を連れて五城へ向かい、各地の管理者と顔合わせをしてから、周辺の山林へ入って魔獣の捕獲に移る予定だという。

「だから、おまえのところに残せるのは十人くらいだ。誰か残しておきたい奴はいるか?」

アリシアに、特別に残したい相手はいない。むしろ、いなくてもいいとすら思う。けれど名目上は護衛なのだ。ゼロというわけにもいかない。

「交代制にして。あなたたちの任務を邪魔するのは悪いもの」

魔獣捕獲に出る者は、きっと相応の報奨を得る。彼女は、彼らの稼ぎを奪うような真似をする気はなかった。魔獣――とりわ...

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